うつの原因は〇〇!?軽視されがちな要因

うつ病
アオル
アオル

うつの原因には、
軽視されがちな、ある要因があるのではないか、というお話をします。

日本人のうつ病の原因

引用:マイナビニュース(https://news.mynavi.jp/article/20140822-a030


このデータの通り、うつの原因には仕事、人間関係が原因の上位に挙げられます。

仕事というのも
他の誰かに価値を提供する事ですから、
人間関係は避けて通れません。

こういったうつの原因になり得る直接的な人間関係の他に、間接的な人間関係があります。

それは密集です。

例えば混雑している電車に乗れば、
間接的な人間関係が発生してしまいます。

周囲の邪魔にならない態勢をとったり、
カバンを抱えたりする必要が出てきます。

周りの人の肩が当たったり、臭いが気になっても耐えるしかありません。

こうやって僕たちは日々、
直接的な人間関係の他にも間接的な人間関係の影響を受けています。

間接的な人間関係が発生する
「密集」がうつの要因としてあるのでは?
密集の影響が軽視されていないか?
というのが今回のテーマです。

日々の生活で起きている人の密集、
自然界で密集が与えている影響、
この2つの観点からお話しします。

人の密集

まず、日々の生活で起きている人の密集についてです。

リモートワークが進んできたとはいえ、
都市部で生活している人は
随分な密集の中で日々を過ごしています。

満員電車に揺られ
多くの人がいるオフィスへ、
お昼休みになっても
混んでいる店でのランチや
混んでいるコンビニで買い物
仕事を終えて、
また満員電車に揺られ最寄駅へ、
ようやくゆっくりできるかと思いきや
夕飯時で混んでいるスーパーに寄り
やっと帰宅

というように日中のほとんどを
密集で過ごします。

仕事中はまだしも、
それ以外の時間も密集続きでは心が休まりません。

周囲の人もこんな状態ですから、
徐々に心が削られ、余裕がなくなり、
次第に人間関係がギスギスしても不思議ではありません。

あまりに社会と隔離されると、
うつの原因になり得るという説がありますが、
あまりに人と関わりすぎる密集状態もまた、
うつの原因になり得るのではないでしょうか。

密集の原因

山が国土の半分以上を占め、住める面積が小さい日本は必然的に平野部に人が密集します。

その平野部の中に大都市があり、
大都市とその周囲には利便性や仕事を求め多くの人が集まります。


こうして、ただでさえ密集が起こる平野部にさらなる人口密集が生まれます。
とても合理的で当然の結果です。

もう少し小さい単位で見ると、
企業や学校という組織も人を一箇所に密集させ、効率的に運営します。

これもまた合理的で当然の結果です。

このように合理性で考えると、
人間はどうしても密集することになります。

しかも厄介なことに
週5日、1日の活動時間のほとんどを、
強制的に人と関わってしまうこの密集状態で過ごすことになります。

僕はこれを【過度な密集】と考えています。

人に合わせすぎるタイプの人や、
迷惑をかけることを極端に恐れるタイプの人には
この過度な密集は相当な苦痛です。

さらに技術の進歩によって、電話やメール、
WEBミーティングなど、距離を超越して
即座にコミュニケーションができるのですから、
全然心が休まるヒマがありません。

効率や生産性を考えればありがたい技術ですが、
心にとってはどうでしょうか。

現代人は過度な密集で生きることが
あまりにも当然であるため、
密集で疲れてしまう自分はダメだと思い、
さらに頑張ってしまいます。

そして心を病んでしまうのではないでしょうか。

心に悪影響を及ぼす「過度な密集」というのは
効率や生産性といった
合理化の果てに生まれた産物と言えます。

人の集合体である社会にとっては最適でしょうが、
個人の心にとっては、果たして最適でしょうか。

自然界の密集

植物への影響

植物を栽培する際、種子と種子の間を充分空けないと
成長するに従って日照不足や肥料不足を起こします。

これでは満足に育たないので、「間引き」が行われます。

間引きは過度な密集状態にある植物を引っこ抜いて
周りの植物に充分な日光や肥料を与える手法です。
野菜の栽培や植林で使います。

間引きを行わないと最悪の場合、
日照不足で土までダメになってしまい、植物を育てられない土地になってしまいます。

結局のところ、植物でも過度な密集は悪影響なので、
間引きで適度な密集にする必要があります。

過度な密集では植物は満足に育たないのです

人間も自然の一部ですので、
過度な密集の悪影響が無いとは
言い切れないのではないでしょうか。

虫への影響

次に虫の例を見てみましょう。
虫の写真やイラストは使いませんので虫嫌いの方も安心してください。

例として取り上げたいのはイナゴの大群です。
近年では2020年にアフリカやインドに現れた
圧倒的な数で田畑を食い荒らす害虫です。

日本語ではイナゴの大群と言いますが、
実はバッタです。


普段なら群れを成さず、単独で行動するバッタで、
人間にとって特に害はないです。

しかし何らかの理由で
密集状態になると話が変わります。

バッタ同士の接触や臭いが引き金となって、
見た目も行動も変化するのです。

緑色だった見た目が何故か茶色になり、
ジャンプしか出来なかったのに、
空を飛びはじめます。

単独行動する種族だったのに、
群れで行動し始めます。


そして田畑を食い荒らす
イナゴの大群となるのです。

バッタにとってこの密集が
過度かどうかは知りません。
ですが、

密集というのは
決して馬鹿にできないと
示す良い例ではないでしょうか。

習性が大きく変化してしまうくらい
多大な影響を及ぼしているのですから。

先ほども申し上げた通り、
人間も自然界の一部ですので

過度な密集が知らず知らずの間に
精神や思考に変化を与えていても不思議ではありません。

まとめ

会社や学校という密集の中で
毎日顔を合わすとイライラしてしまう相手でも、密集から離れた後、
久しぶりに会ったなら優しくできるといった
気持ち、心の変化は
きっと経験が有るのではないでしょうか。

都会は田舎に比べて人が冷たい
という説がありますが、
こんな過度な密集の中で日々を過ごしていたら、これ以上人間関係を築きたくないと考えても
不思議ではありません

人間は自分の意志で密集から移動する事が可能です。
植物のように間引かれるのではなく、
よりマシと思える別の密集に移動したり、
密集から離れる事も選択できます。

合理的な物差しで造った現代社会の過度な密集は、
今のところ
社会としては最適な考え方かもしれませんが、個人にとっても最適とは言い切れません。

都会の生活に疲れて
田舎に引っ越すという人も増えているようですが、

都会で疲れるを言い換えれば、
過度な密集で疲れる


言えるのではないでしょうか。

合理的な物差しで自分を測ることを一旦休止して、
過度な密集の中で疲れ果てていないか、
振り返ってみる時間を作ることを、
おすすめします。

読んでくれてありがとうございます。
YouTube版もありますので、よければ観てください。
https://youtu.be/abpop6FpTy4

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